# 094

 やぁ、俺は地球からやってきた

俺は、愛と嫌悪の世界からやってきた
そこは、逃げ口が運命のねじれだった
そこは、死が生活のための食べ物だった
そこは、与えることが暗黙の贈り物だった
俺は、隔てられた橋の世界からやってきた
そして、そこは、川がただ流れていて、
そこには、化学薬品が隠されていた
俺は、空が公害の腰掛だった世界からやってきた

また、刑務所は単なる解決策でしかなかった
寄付が殺人者になる世界
そして、若さは聞こえない声である
俺は、君主と大統領の世界からやってきた
そこは、証拠が真の支配ではない
精神の自由
日が経つにつれて冷たい
俺は、もうこれ以上ない世界からやってきた

俺は、金持ちと貧乏のせかいからやってきた
太ったやつと痩せたやつ
そこは、他人が休日の食事を分けるにつれて
子供が餓死する
俺は、おもちゃが銃やナイフのようになっている
世界からやってきた
子供心への贈り物
そこでは、彼らは君にサンタ・クロースの存在
を信じるよう教えます
しかし、絶対に君に自分自身を信じることを教えない
俺は、君を愛します
俺は、秩序と混乱の世界からやってきた

そこは境界を越えることが一目で撃つことを意味する
そこじゃ、安全はギャングの視界からでる闇である

俺は、光を注ぐためにきた
俺たちは、仲良く出来ないのか
俺は、世界からやってきた
俺は、もうこれ以上ない世界からやってきた

俺は、何百万の行進の世界からやってきました
そして200の夏休みのために色々なドラマーに
歌を歌った
貧困と絶対多数の世界
少数と最後の優先の一線
秘密の女子学生クラブや会員のみ
そこは、年上の人が孤独に死ぬ
俺は、壁が引き裂かれた世界からやってきた
お墓が作られたとき
地球温暖化は警告だった
最後の日は近い
しかし、誰1人として聞こえていない
彼らの無学さの中から
単に君が着ているものだけ
毒は、君の髪を染めていた
そして、大気に穴をあけた
オゾン層
俺は、これ以上ないプレイヤーになりたくない
君たちが心配していることは得点だ
俺は、世界からやってきた
俺は、もうこれ以上ない世界からやってきた

レポート
この歌に出てくる地球温暖化について着目してみた。

太陽光線は地表の各種物質にとって熱エネルギーに変換される。
この熱エネルギーは赤外線として宇宙に向かって放射される。
ところが、地球を囲む大気層にある気体(二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、フロンなど)は可視光線を透過するが、赤外線を吸収し、地表に再投射する性質を持つ。この気体のことを"温室効果ガス"と言う。このため、地表温度は太陽から地球までの距離から単   
純に算出される温度に比べて、約33℃も高い平均約15℃に保たれている。この気体の存在により、地表付近の大気が温められることを"温室効果"と呼ぶ。
 地球上の温度を決定する要因として温室効果ガスの濃度が重要であり、化石燃料消費に代表される二酸化炭素濃度の増加が現在の地球規模の温暖化問題を招いている。
 地球温暖化問題は、大気中の温室効果ガスの濃度が高まることにより、地球の気候システムに危険なかく乱を生じさせるものであり、まさに人類の生存基盤にかかわるもっとも重要な環境問題のひとつである。
 温室効果ガスを抑える対策がとられずに濃度が現在の率で増え続けると、地球の平均気温は2100年までに2℃上昇すると試算されている。これにおける気象影響として、地球全体の雨量・蒸発量の増加と局所的な大雨の発生、また土中の水分蒸発に伴う砂漠化が上げられている。また、温暖化により氷河がとけて海水が増え、地球全体の海面水位は2100年までに約50p上昇すると予測されている。
 また、冷房装置の増加は、外気温の上昇をもたらすとともに、電力需要の増加による二酸化炭素の放出を増加させる。そうなると、ヒトの体温調節機能の変調をきたすようになる。
 1997年に京都で開催された気候変動枠組条約第3回締約国会議で、先進国の温室効果ガスの排出量の削減目標について法的拘束力のある数値目標が決定され、かつ先進国間の排出量取引、共同実施や途上国の自主的対策にかかわるクリーン開発メカニズムなどの導入が合意された。このとき採択された合意事項を「京都議定書」と呼んでいる。この議定書が締結されると、各国が温室効果ガスの排出量の削減目標に従って、具体的行動をとることになっている。